２０１３年から京都市西京区大原野で有機JAS認証の圃場４０aと京筍１０aを営農しておりましたが、２０２０年に心機一転、実家のある滋賀県大津市に拠点を移して初心に帰って今一度有機農業に真摯に取り組んでいます。また荒廃の進む中山間地全体を「生産の場、生活の場に戻したい」とゆう思いから、林業と狩猟のスキルを習得し今後、自然災害による風到木の予防伐採、山と田畑の衝暖地のための雑木の手入れ、鹿、猪の捕獲等、農業を中心としたフィールドを多面的に捉え持続可能な生活、「農業＋α」を目指しています。

農薬、除草剤不使用の、昔ながらの有機栽培をしています。有機肥料はこだわって使います。循環型農業とは決して自然の中だけで完結しているのではなく、人々が暮らしの中で培った知恵や技術で生み出された食料加工品の副産物、第一次産業によって生みだされた資源も自然に負荷の無く使える物はしっかり使うことによって人間の営みもまた循環型農業の一部分を担っている事を少しでも気づいていただければ幸いです。野菜の良さや、付加価値などは人それぞれの価値観があるので、私自身が出来る事はオーガニックである事を殊更強調する事ではなく、どこに出しても通用する、誰と比べても頭一つ出るような、味も見た目も最良の物を提供できるよう日々研鑽をし、職人としての農家の野菜を提供できるように精進する事だと思っています。

自分の野菜の価値、評価はすべてお客様に委ねているので、本当に欲しいと思っていてくれる方が少しでも居たなら、そこに必ず届く事を願います。

未定