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生産者さま

阿波ツクヨミファーム(株式会社経親)

阿波市阿波町

プロフィール

阿波ツクヨミファーム(株式会社経親)さんの取り組み

徳島県北央部にある阿波市。
瀬戸内海式気候で日本で指折り数える恵まれた日照条件と、下流域でも美しい一級河川「吉野川」を有し、吉野川はかつて現在の位置ではなく、香川県との県境に位置していました。
悠久の年月を経て、山々の養分を運び、堆積され形成された日本で最も分厚い扇状地は四国でトップクラスの農業地帯となり、関西ではトップシェアを維持し続けています。
僕たち阿波ツクヨミファームは生物多様性をテーマに不耕起自然栽培で農産物を育てています。

僕たちはエネルギーを消費し耕起することをやめました。
機械の代わりに、虫や植物の根が土を耕しています。
鳥も動物も、昆虫も目には見えない小さな生き物も、地上や土壌の生き物がどう多様に豊かになるかということだけを考えます。
生き物に影響を与えない様に、除草剤やホルモン剤、有機JAS認証農薬、ストチュウ(酢唐辛子焼酎)、牛乳の様な天然農薬と言われるものも含め、防除のために何かを利用することは無く、生態系防除のみで成立しています。
土壌バランスの急変が起こらない様、化学肥料、有機肥料、動物性有機物・堆肥ともに利用していませんが、
刈草、草堆肥、ワカメ等海藻、落葉枝、竹炭(粉砕竹)、木炭(粉砕木)、米糠、籾殻を状況により利用(マルチ)します。
土壌に漉き込むことは無く、ある程度の期間は必要ですが、時間の経過とともに肥料分としていつかは働きます。
また野菜に限らず、花など様々な植物を密生混植させることも特徴です。
1つの畝に10種類以上となることも珍しくはありません。
常に数十種類以上、雑草も含め、周囲の環境より種の多様性を突出させることで昆虫を呼び、昆虫を食べる生き物や鳥を呼びます。
ご希望が無い際はお届けに再利用のダンボールを使用したり、ビニールマルチは基本的に使用せず、誘引等に分解できる麻紐を利用したり等、プラ製品の利用とゴミの排出を極力減らす様努めています。

ツクヨミファームの品種の選定基準は育てて楽しかったもの、姿がキレイなもの、味や収量、まだ育てたことがないものです。
なので育てているお野菜は固定種に限らず、F1(交配種)でも育てたいものを育てています。
栽培方法(自然農)の都合上、少肥耐性(少ない肥料でもある程度の収量を得られる特質)も必要になってくるため、自家採種もするので、固定種が多くなってはいます。
ただ栽培方法(密生混植)の都合上、アブラナ科はほぼF1(交配種)になっていると思います。

どうしても消費者の方に考えて欲しいことがあります。
直近であれば種子法の話題であったり、タネが危ないなど、不安になってしまう様な情報が拡がっていますが、ほとんどが不正確な表現で、残念ながら多くの人に誤解を与えてしまっているのが現状です。
F1(交配種)は決して危なくなんかありません。
よく、固定種、在来種などと言われていますが、これをまとめると栽培種です。
では天然の植物はというと野生種ということになります。
F1(交配種)で不安を煽る一番の文句は雄性不稔でしょう。
ですが、野生種、特に雄性不稔が懸念されているアブラナ科では5割程は自然に雄性不稔のものが現れます。
交配しやすいこと、雄性不稔であることも、他の遺伝子を取り入れるため、植物達が選んだ進化のための手段です。
自然が選択していることを人は不自然だと言っています。
F1(交配種)を作るには様々な個性的な固定種が必要なので固定種の育成にも繋がります。
日本ほど自然栽培に適した大地はなかなかありません。
投稿で細かい質問など頂ければ喜んで回答いたします。
有機や自然栽培の普及のためにも是非一度考えてみて下さい^^

オーガニックエコ農業に取り組んでいる理由、背景、思い

阿波ツクヨミファームは農産物を無料にし、農業を根本解決(再構築)することを目指しています。
有機農業に転向するきっかけはモノの価値が無くなっていくという資料を見たことからでした。
僕にとってはモノ=農産物が無料になることが未来なんだから未来が分かっているなら未来=無料を目指そうという単純な発想です。
AIにロボットと今ではそれは現実味を帯びてきています。
しかし、農業経験はあっても農業のことを知ってはいなかった僕は農業のことを知ることから再スタートしました。
現在の日本においては農業はGDPに占める割合は1%に過ぎません。
1%であるなら0にする方が多くの人を幸せにできるのではないか?
また未来において無料=効率化が進む中で最後に効率化されるものは何だろう?とある仮説を立てました。
農産物を無料にすることは、極端な話、困るのは農家です。
多くの課題やしがらみを解決することよりも、僕にとってはハードルが低く、シンプルに感じられました。
そして、世界の農地の80%は2ha以下の小規模農家で、小規模農家は世界人口の半分を占め、世界の食糧生産の70%を担っています。
農業を根本解決(再構築)することは何よりも多くの人を幸せにすることができるんです。
農業を手段に、
誰も諦める必要の無い社会、誰もが挑戦し続けられる社会、本当の自由をつくることが僕たちのミッションです。

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利用している物流方法

ヤマト運輸

作物一覧

カテゴリ:果菜類> ミニトマト

ミニトマト

  • 有機JAS
  • 特別栽培
  • 自家採種
  • 農薬•化学肥料不使用
出荷可能時期 10月~翌年5月

説明

現在糖度10度前後で4〜5月には11度前後になります。
一般の消費者にも大変評価の高いミニトマトです。
必ず美味しい!言わせる自信がある一番のオススメです。
品種名:千果

カテゴリ:葉茎菜類> ブロッコリー

スティックブロッコリー

  • 有機JAS
  • 特別栽培
  • 自家採種
  • 農薬•化学肥料不使用
出荷可能時期 11月~翌年4月

説明

不耕起栽培でエネルギーの消費がありません。
有機JAS認証農薬も含め農薬を利用せずに育てています。
植物性有機物を漉き込まず堆積させることで施肥としています。
現在最長で3年目の株になっています。
品種名:スティックセニョール

カテゴリ:果菜類> ミディトマト

ミディトマト

  • 有機JAS
  • 特別栽培
  • 自家採種
  • 農薬•化学肥料不使用
出荷可能時期 11月~翌年1月

説明

華小町は現在9度前後、4〜5月には10度前後のフルーティーな甘みと自然なトマトの風味、軟らかい皮とトマト特有の皮残りがかなり少ない食感の良いミディトマトです。
是非サラダやデザートでそのままお試しください。
種も少ないので、ピューレなどにしても歯ざわりが良いです。
品種名:華小町

カテゴリ:果菜類> きゅうり

自然農胡瓜(バテシラズ)

  • 有機JAS
  • 特別栽培
  • 自家採種
  • 農薬•化学肥料不使用
出荷可能時期 6月~12月

説明

自然栽培で採種されたバテシラズという胡瓜です。
側に青葱(九条葱)とツルムラサキ、アリッサム(エディブルフラワー)がいます。
着果率は良くはありませんが、
美味しく瓜の味が濃厚です。
後味はスイカを食べた後のよう。
シャキシャキ食感とみずみずしさが夏の食欲を支えてくれます。

β-カロテンやナトリウムを含み、利尿作用や身体を冷やすといった、体の調子を整える働きがあると言われています。
じめじめとした梅雨時期から真夏のむくみ、だるさや消化不良の解消、食欲増進、夏バテ解消などに旬を是非^^
サラダや漬物、酢の物(ピクルス)、様々な和え物以外にも、
塩で水気を絞ってニンニクを効かせた炒め物、和風出汁と醤油でさっと煮て冷たく冷やしたり、トマト煮もイケます。
ツクヨミファームではワサビ漬けが鉄板です!
塩1:わさび5:砂糖4位であとはお好みでアレンジ。
止まらなくなるので是非お試し下さい^^
品種名:バテシラズ