こんにちは!ファーモ事務局の片山です。ファーモを開発している株式会社坂ノ途中では、有機農業の意義を調査していくための「有機農業白書Vol. 0」をリリースしたのでお知らせします。
世界での有機農業研究を調査したおもしろいものでよければご覧ください。またさらなる調査のためのアンケートもありますのでお手すきの際にご回答くださいますと嬉しいです。
以下、案内を転載いたします。
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▼私たち坂ノ途中は、2023年12月8日に「有機農業白書Vol. 0」をリリースしました。
https://www.on-the-slope.com/whitepaper/
Vol.0では主に以下の2点に焦点を当てています。
・有機農業の拡大は環境持続性に貢献するか?
そもそも持続性の定義とは何なのかという問いからはじめ、有機農業と慣行農業が環境に与える影響の国際的な比較や、日本国内に当てはめた場合の有効性などを解説します。
・有機農業が広がりにくい原因は何か?
有機農業を広げるにあたって何が問題となっているのか、坂ノ途中が多くの情報を持っている「新規就農者」に焦点を当てて考察します。就農のための情報収集、就農への具体的な準備、就農後、という3つのステップにおいてどのような支援が必要なのかをまとめています。
有機農業を広げるために行動する人、もしくは行動したいが何をすれば良いか分からない人にとっての地図となるよう、まずはvol.0という形でリリースしました。
是非ご覧いただき、ご意見いただけますと嬉しいです。
▼アンケート調査へのご協力のお願い
「有機農業白書Vol. 0」は、現時点で坂ノ途中が見えている範囲の情報でまとめています。
環境に配慮した農業を広げるためにどうするのが有効か、私たちも十分にわかっているわけではありません。
その第一の理由は、十分な調査データがないことです。
有機農業など、環境に配慮した農業について、小規模な調査は散発的に行われています。
ですが、大規模な調査はほとんど行われていません。
この状況を打破するために、私たちは、有機農業に関する大規模なアンケートを計画しました。
ご参加いただけませんでしょうか?
調査で得られた結果は、農業者のみなさま、行政の方々と共有する予定です。
そのことを通じて、環境に配慮した農業を広げる方策を、みなさまと共に考えていけたら、と思っています。
ご多忙のところ恐れ入りますが、ご検討よろしくお願いいたします。
アンケート回答はこちらから▼
https://forms.gle/LV1WkxiWj9CvJpbN7
◆所要時間:約10分
◆アンケートにご協力いただいた方には、後日、集計結果をメールでお送りします。
◆本研究で得られたデータは、個人が特定できないよう加工したのち、学術論文や報告書で発表します。また、坂ノ途中のサービス開発にも使用します。
◆データ管理は、坂ノ途中の研究室で責任を持って行います。
◆本アンケートに関するご不明点・お問い合わせ:坂ノ途中の研究室(whitepaper@on-the-slope.com)
坂ノ途中の研究室について:https://www.on-the-slope.com/lab/
小松光
株式会社坂ノ途中・主任研究員
国立台湾大学・兼任准教授